俺のことなら俺に訊け、俺通信です。 愛です。2001年から書き続け、2014年5月にサーバーを変更しました。 それ以前のテキストはこちら→http://s.maho.jp/homepage/6c55eadec2d1b3bf/

外付けHDDは2テラ

あんなに聴いたはずなのにちっとも思い出せない俺通信です。いっちょぶちかましてやっかみたいな気持ちになることがなくなってはや2年が過ぎようとしている。最初はそりゃ寂しかったりもしたが慣れたらどうということもない。ぼんやりテレビを見る。テレビは楽だ。一方的な愛に応えなくていい。ところがこれがインタラクティブ某になるとどうだ。たちどころに誰ぞ知らぬ人よりコメントがつき、あーだこーだどーのこーの。それが嫌でSNSやめましたとか、こどもじゃないんだから。「後輩が大きな声を出して自分のことを応援してくれないから部活辞めます」って。パパたちがいない間に友達を呼んでパーティーしてたらいつの間にか知らない人がいて家の中がめちゃくちゃ、私こんなつもりじゃなかったのに、みたいな。ティーン向けのハリウッド映画かよ。話がそれました。知らない人の見たこともない誤字や突飛な発想が、目につきやすくなっただけの話。とはいえ成人した子を持つおかあさんのプロフィールに「旦那さまと娘ちゃんとトイプードルのママでぇす」みたいなのはいまだに、なんというか胸焼けしている時に鳩尾に掌底を喰らうような気持ちになる。そういう人は比較的いい生活をしていて、「家族みんな揃って食事を食べれるのは幸せなことでーす!」とか言っちゃう。食えんやつだと思ってしまう。おかしな日本語そのものにモヤモヤすることの方が多い。私の文章もいい加減だしガチャガチャしているしきっと誤字脱字もあるだろうし人のこと言えないんですけどね。服装にも言えること。でもそこはあーだこーだ言うところではない。野暮ってやつ。野暮だと自覚してください。今日も私は野暮な母から押し付けられた絶妙なアンサンブルや訪問着に身を包むのである。いつか着物デビューする日もくるだろう。こどもの入学式とか。ああ、頭が痛い。自分好みのパリッとした服を買う前に母親からすべて押し付けられるこの感じは一体いつまで続くのだろうか。娘にはあーだこーだ言わないようにしよう。嫌われたく、ないから。