印象操作ガール 踵から着地して骨折の巻
秘密は守る俺通信です。コロナのアレで完璧にトドメを刺されたライブハウスから「来月いっぱいで」って連絡が来たのを境に私なりに「娯楽とは」と考えました。詳しくは書きませんけど。
楽しかったあの日々がまるでSFみたいな扱いになっている。お金とか時間とか教育とか身の置き方とかいろいろ考えながら再診のため通院。傘をさしていただけなのに、親指の付け根がいたみしっかりめのアザ。脆弱すぎない?とひとりごつ(変換の最初が「一人5つ」で呆れながら違うことを考えはじめる)私は、一人だとさらに余計なことを考えがち。良くも悪くも大量に残された記憶だのその時の気持ちだのにとらわれてしまう時、私は「料理番組」をみることにしている。土井義晴先生、栗原はるみ先生、特に浜内千波先生の話し方がとてもキャッチーで良い。キャベツを手でちぎる時は「バリのバリコで、食べよい大きさにちぎってくださいませね!」、鶏肉を焼けば「カリのカリコで、レンジを上手に使って時短でございますわよ〜」とくる。つい三週間ほど前にTwitterのアカウントを作られたようで早速フォロー。
「やるジャンわ、た、し、という感じです!」
の一文でめっちゃ元気出た。
10分前まで考え込んでいた「あの時こうしていれば…なんであの時あんなこと言ったんだろ…これは私が悪い…あれは絶対あいつが悪い…」等がすっ飛んで「油淋鶏作って食べよ〜!」ってなるから良い。
一緒に行ったライブハウスがなくなっても、心の中の「なんであの時」はなくならない。