俺のことなら俺に訊け、俺通信です。 愛です。2001年から書き続け、2014年5月にサーバーを変更しました。 それ以前のテキストはこちら→http://s.maho.jp/homepage/6c55eadec2d1b3bf/

それは瞬く間に広がった

噛み締める俺通信です。

更新が滞っていたのは、妊婦健診で「明日から入院」と言われたから。

お腹は出て来ているがまだ29週でお産までずいぶんある。しかも主人は海外ツアーをまわりはじめたばかり。久しぶりの入院生活はおだやかにスタートしました。

 

私は妊娠中なぜか食べ物のアレルギー反応がまったく出なくなったのですが、医師には万全を期すべしとのことで入院食は禁大豆食になりました。これがまあ融通のきかぬもので、すべての「大豆」を抜くわけですから醤油はもちろん味噌や豆腐納豆なんかも提供できなくなって、私は大豆アレルギーではありますが醤油は平気なのでそれだけでもダメですかと言ったのですが、そういうわけにもいかないんですって。

しかたなく退院するまで真っ白い味気ないごはんに、工夫をして食べておりました。入院生活後半はずいぶんアレンジが上手になったものです。

私は妊娠5週から産む迄ずっと、悪阻に苦しみました。

いろんな症状がありますが、私の場合は、笹塚駅のホームであくびがとまらなくなって、いきなり首を絞められたような刺すような痛みを伴う胸焼け、喉がかわいて仕方がなくなり、おなかを少し締め付けているだけで嘔気、夜中に何度も尿意で目が覚め、そこから3週間ほどはとにかく食欲が増し、ある日から突然吐いて吐いて吐いて吐いて、胸焼けとたたかってまた吐いて、気持ち悪過ぎて幻覚とたたかって、頭痛で寝込んでまた吐いて…。

今書いていて、悪阻中みたいな顔になっていました。

そんな感じでしたので、食べられるものは限られていました。

1月〜3月はシーズンオフなのにスイカばかり食べていました。

あとはあんまり覚えていません。何を食べてもダメだった。大好きなものでも胸焼けがひどかった。全く吐かなかった日はトータル20日くらいでした。

 

吐いてばかりではいけないので、一生懸命麦茶を飲んでおりました。

因みに現在授乳中なので、美味しい美味しいと麦茶を飲むのであります。