俺のことなら俺に訊け、俺通信です。 愛です。2001年から書き続け、2014年5月にサーバーを変更しました。 それ以前のテキストはこちら→http://s.maho.jp/homepage/6c55eadec2d1b3bf/

手足の置き場所

無趣味でこの風貌俺通信です。

パンタロンをはかなくなった。己を追いつめる100の方法と地道なストレッチが功を奏したか、ここ数ヶ月で骨盤の位置がかわったようだ。パンタロンといえば、思い出すある一人の男。回想シーンに入ると同時に目に入った時計を二度見。3時て。いつまでもあなたの腕の中でふわふわしていたかった。私が俺通信において思い出すのは特定の人だけれど、名前を出す事はあまりない。具体的に迷惑がかかるのをさけている。充電ができている。力が漲っている。きっとあれは恋というものだった。今腕の中って書きましたけど、もしかしたら触れたこともないかもしれません。所謂ビジネスライクな笑顔が張り付いている。主に私。作り笑顔をしなくていい間柄のみ「友達」と認識するので、知り合いの一人に「そこ本当に厳しいよね」と笑われた。それでいいと思っていた。友達とは私の話をきいてばかりの人じゃなくて、私を楽しませてくれるお話をしてくれる人だから。とにかく私はふわふわしていたかった。病院の待合室で、隣の患者さんの持ち込んだわりとしっかりめのラップトップ。絶対待つってわかってるからってそんなところでまで仕事するなんて。だから病気になるのではないかね?とそっとテレパシーを送る。距離にして60cm。すると矢庭に返答があった。「お前の知ったことではない」。ゾクッとした。つい目を伏せた。心拍数が一気にあがり、喉がグゥと鳴った。脂汗をかいて鳥肌を立てた。ふいにスマートフォンが唸る。スマートフォンスマホ、スマトホン、マストドン。押すとドン。ドンって後ろから。メール受信トレイに仕事のメール。さっきのパンタロンじゃないか!えーすごーいぐうぜーん?って己に白けて爪先のほうは白蝋病のように真っ白「チェーンソーもってこい」。それでこの腕に同じ文字刻んでやろうか?あ?うっとりするほど濃厚な時間も、珍しく歌う人を眺めて持ち時間いっぱい実質演奏時間は30分強でございました。「これだ!」っていう趣味なんてない。仕事上知識はあるかもしれないけどアイディアがない。適度に神経質で心の狭く、他人に対しては「自分が嫌われたくない」という理由だけで、悪い意味でつっかかることができない三十路のからっぽ人間でーす♡

それではお聴きください、オシリペンペンズで「パンツをかぶって走り出せ!」。